私のはじめてのデジカメ選び
私のはじめてのデジカメ選びについてお話します。
私が初めて購入したデジカメはキャノンのPower Shot G11です。
高性能なコンパクトデジタルカメラでハイエンドコンデジと言われるものです。
もともとデジカメを買おうと思ったのは、
「滝が線のようになっているのを撮りたい!!」
これが一番の理由でした。
そこで、滝を線のように撮るにはどうしたらいいのかを調べました。
まず、大切なのはシャッター速度を設定できること。
これが大切でした。
なぜなら、滝を線のように撮るにはシャッター速度を遅くして(スローシャッターで)撮らないと水が線のようにならないからです。
この点から、デジタル一眼レフカメラ(デジ一)かシャッター速度を設定できるコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)に絞られました。
本当はデジ一が欲しかったのですが、
- 予算が大幅にオーバーしてしまう
- いろいろなレンズが欲しくなりそうだが、購入できそうにない(予算の都合上)
- デジ一だと大きいので持ち運びが大変そう
このような点から、
「無理してデジ一を購入しても使わなくなってしまうのではないか?!」
という思いもあり、コンデジの中から選ぶことにしました。
このカメラを購入したのは平成22年8月だったのですが、この当時はまだミラーレスカメラがそれほど世に知られていませんでした。(私だけかも知れませんが・・・)
もし、今選ぶとすれば、迷わずミラーレスカメラにしていたと思います。
次にどのコンデジにするかですが、もうひとつ大切な点がありました。
それは、NDフィルターが内蔵されている点でした。
なぜなら、昼間にスローシャッターを切ると、部分的に白くなってよくわからない写真になってしまうからです。
例えば、こちらの写真はシャッタースピードを2秒で撮影した写真です。
背景の壁等が、かなり白くなってしまいましたね。(白とび)
これは、シャッターを開けている時間が長いので、その分、光を多く取り込んでしまうからです。
これを防ぐためには、NDフィルターを使用する必要があります。
NDフィルターは光を取り込む量を減らすことができるので、昼間でもスローシャッターを切ることができるようになります。
先ほどと同じようにシャッタースピードは2秒でNDフィルターを入れると
このように、スローシャッターを切っても背景の壁等が白くならずに撮影することができます。
しかし、通常コンデジに外からつけるNDフィルターは、ほとんど販売されていないため、カメラに内蔵されていることが選択の条件になります。
この条件を満たしたのが、キャノンのPower Shot G11だったのです。
これが、G11を選んだ理由です。
実際にG11で撮影したはじめての滝の写真がこれです。
はじめてにしては、うまく撮れたので、自分でもびっくりしました。
撮り方を知らない人に見せると、
「わー、すごい!!プロの人が撮ったみたい!!」
と言われることもありました。
このカメラを買って良かったと心の底から思うことができました。
実は、この写真を撮る前にこのカメラを選んだことをすごく悔んだ理由があったのです。
それはまた次回にでもお話したいと思います。
今回のまとめとしまして、デジカメを選ぶときのポイントは、
- 『何をどんな風に撮影したいのか』を明確にする
- 『どのようにしたら、撮りたいように撮影できるか』を調べる
その上で撮影したい写真を撮るための機能を満たしているカメラを選んでいくことが重要になるのです。
それではまた次回よろしくおねがいします。
ありがとうございました。
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